「誰かのため」そんな言葉が　何よりも大嫌いだった

何も見えない、聞こえないふりをして

死んだように生きてたあの頃

嘘に塗れたこの心でも

悲しむこと許されるのなら

何度も転んで　何度も見失い

知らないふりは出来ないと教えてくれた人

何年かあとに　振り返ったときに

誇らしくいられるように

「いま幸せです」と

笑うことも、泣きかたも知らぬまま

生きたように死んでたあの頃

利己に塗れたこの心でも

誰かの役に立てるのならば

何度も傷つけて　それでも最後まで

ずっとここで笑ってくれていた人

何年かあとに　振り返ったときに

誇らしくいられるように

「きみが大好き」だと

誰のことも愛さず

誰のことも嫌わず

他人にも　自分にも　何も抱かないまま

死んでいるのは辛かったです

いつだって独りと　思っていたけれど　

誰の代わりでもないと教えてくれた人

何年かあとが　失敗だらけでも

誇らしくいられるように

何にもいらないと　思っていたけれど

かけがえのない気持ち教えてくれた人

何年かあとに　振り返ったときに

誇らしくいられるように

「ぼくは生きている」と